サバサバ女と兄貴肌男

id:kanoseさんの日記を読んで、偽サバサバ女と兄貴肌男の関係についてふと考えた。
や、私自身も偽サバサバ要素を持ってると思うんですよね。(さすがに自称は絶対しないけど、自分の女らしくない部分をことさらに目立つところに置きたがるとか、男友達の中にいたほうが落ち着くとか)
で、どうしてそうなったか考えると、「兄貴肌の男」(体育会系の、男から頼りにされる系の男)が大好きで仕方ないからだ、という結論に。

「兄貴男」の周りには、基本的に男ばっかり集まるので、そういうヒトにぴったり引っ付いていると自然と男友達ばかりが増えるわけですよ。で、兄貴男はよく「乾杯したら飲み干せ!」とか「後輩にはおごるものだ!」とか言うもので、まあ好きなヒトの言うことなので、はーい分かりましたとありがたく従うわけです。

で、兄貴男、けっこう単純なヒトが多いので、こう、言われた通り乾杯したら飲み干したり後輩におごったりしているだけでコロッと騙されて、「お前は男らしくていいなあ」とか言ってくれるのですよ。(現にうちの旦那、結婚して1年以上経つのに、まだ私のことを男らしいヤツだと勘違いしたままです。そろそろ気づけよ)

その結果、表面的はサバサバっぽく振舞ってるけど、その実は「男らしい男に愛されたい」、というめちゃめちゃ女性的な感情からスタートしているので頻繁にボロを出す、という典型的な偽サバサバ女が出来上がるわけです。こういうパターン、けっこう多いんじゃないだろうか。

つーか、普通だったら好きな男と仲良くなりたければ、男っぽく振舞って油断させて近づく、なんて面倒なことしないで、普通に女の武器で誘惑するよな。それができなかったのは、きっと女としての自信がないとか、くだらないコンプレックスでごにゃごにゃしてたからなんだろうなあ。